この夏にお薦めしたい良作映画10選
またまたお久しぶりです、sasakunです。就活が一段落してからダラダラ放置していたのを久々に動かしました。後編書けやってなると思うけどまたそれは後で。夏休み近いのでこちらを優先することにしました。
さて、映画の名作といえばタイタニックショーシャンクダークナイトとありふれたものがあげられます。ただオススメ映画でいつも名前が出るので正直飽食気味なのは否めません。そのため今回は少し知名度は劣るが良作である作品を集めました。オススメポイントも書くので参考に。
1.四分間のピアニスト
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2013/06/26
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オススメポイント:ラストの四分間の演奏シーンは荒々しく型破りではあるものの人に訴えるパワーがある。抑圧怒り悲しみその他少女が感じた全ての感情を解き放ったような演奏はそれまでの時間が前座でしかなかったのだと感じさせる。手錠をされながらピアノを弾くシーンも良い。少女を演じた女優はピアノが全く弾けなかったため撮影に当たって必死に練習したらしい。プロ意識を感じる。特攻隊の役の癖に茶髪ロン毛なキムタクも少しは真似してほしいものだ。
2.グッバイ、レーニン
- 出版社/メーカー: TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)
- 発売日: 2014/01/10
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オススメポイント:資本主義の波が押し寄せ、主人公の周りがすさまじい勢いで変わっていく所だろう。そのスピードから残された母親にノスタルジーを感じなくもない。ただどんどんと置いてきぼりにされていけばいくほど母はか弱く一人では生きていけない存在となっていく。いわば母親は古い時代の象徴だ。
本作はアメリカ南部の郷愁を描いた風と共に去りぬのベルリン版と言えるかもしれない。
あと自主製作映画を見せて2001年宇宙の旅のオマージュを熱く語る監督志望に対しての主人公の顔。後輩に全く知らない仮面ライダーの話を一時間程度聞かされた筆者の顔に良く似ている。
3.コンスタンティン
- 発売日: 2013/11/26
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オススメポイント:溢れるばかりの中二設定。デビルメイクライのダンテみたいっていうとわかる人にはわかる。マーベル映画に比べていまいち評判の良くないDC映画だがこの作品はビジュアル面と脚本双方が優れている良作である。ただコンスタンティンは日本だとあまり有名じゃないのでコミック原作だと知らない人も結構いる。
あと最高級の悪魔のくせにやけに言動が可愛いサタン。正直堅苦しくてややヒステリー気味な上司の天使ガブリエルよりずっと可愛い。サタンクリニック。
4.エスケープフロムLA
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2008/02/20
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オススメポイント:クールな主人公の割にギャグみたいな状況に追い込まれること。所々笑えるところやシュールな件があるが作品全体の纏まりは優れてる。ちなみにメタルギアのスネークの元ネタである。一応前作のエスケープフロムニューヨークもあるが内容はほぼ変わらん上特にスネークの過去が明かされるとかでもないので本作から見るべし。皮肉の効いたラストは必見。
5.グットウィルハンティング
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2012/03/07
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オススメポイント:ボーンシリーズで知られるマット・デイモンが脚本を書いた作品。自らの才能と過去から誰かを傷つけてしまい苦悩する天才を描きアカデミー賞を受賞した。信頼の形成と傷ついた心の再生について描写は劇的なものではないからこそのリアリティがある。とはいえ決して退屈なものではなく二人の会話こそがこの作品の肝であり最大の魅力だろう。
あと主人公の友達(確かベンアフレックだった)が良い奴過ぎる。「お前は宝くじの当たり券を持っている。誰もが欲しがっているそれをお前は捨てるのか?」
6.ヒート
- 出版社/メーカー: 東北新社
- 発売日: 2008/06/13
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オススメポイント:デニーロ演じる銀行強盗とパチーノ演じる敏腕刑事の思考戦も魅力だが、中盤のリアリティある銃撃戦は見物。二人の信念をかけた戦いは言葉でも銃撃戦でも変わらず熱く語りかけてくるものがある。
あとテレビ抱えながらキレるパチーノ。車上からテレビを投げ捨てるパチーノ。あまりのキレ具合に部下にどんびかれるパチーノ。
ほんとにこいつ刑事役か。
7.リアルスティール
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2013/04/17
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オススメポイント:監督が同じなナイトミュージアムのように父親の威厳と、ボクサーの誇りを取り戻していく王道な作品である。ロボットの名前はアトムだがチャンピオンとの戦いで見せるガッツはどうみても矢吹丈である。ラストラウンドは必見。
リアルスティールはいいぞ。
あとNGシーンで鎖を上手く壊せず「頼むよウルヴァリーン」って主人公が呟く所(主人公役のヒュージャックマンはエックスメンのウルヴァリン役で有名)
8.レザボアドックス
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2010/05/12
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オススメポイント:なんといってもキャラクターの濃さである。複数のキャラクターの個性と独自の美学について詳細に描いている。作品の本筋に関わらない会話も多いが、その与太話こそ本作の魅力の一つだ。(変人)タランティーノ監督作なので癖が強く人を選ぶ映画だが気に入ったのなら名作「パルプフィクション」が同じくオススメである。
あと監督が強盗団のメンバーの一人を演じてるので当ててみよう。あの監督は自分の映画に出るのが大好きだぞ!
9.再会の街で
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2008/06/25
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オススメポイント:「ワンダと巨像」。これは冗談じゃなく映画中で主人公と友人がワンダと巨像を遊ぶシーンが何度も出てくる。もはやステマの域を越えたダイレクトマーケティングのレベル。ただ、考察すればワンダと巨像をやっている意味のようなものがまぁあるといっちゃあるので理由はあるんだろう多分。それにしても凄い楽しそうにワンダと巨像をプレイするのである。
ゲームやったひとにはわかるがあのゲーム超楽しいんだ。
真面目な話をすると子供のように振る舞う友人に真面目な主人公がそのままではいけないと思いつつも同時に魅力を感じている所だろうか。自由にいきれたあの頃には戻れない主人公と、あの頃から大人であることをやめた友人の対比はジュブナイルな学生にこそ見てほしい。大人になること、について考えたくなる作品だ。
10.コーヒー&シガレッツ
- 出版社/メーカー: 角川映画
- 発売日: 2010/04/16
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さて、割りとふざけた話も多かったが選んだ作品自体は良作なのでぜひ長期休暇などの機会に手にとってほしい。またそこから良い映画との出会いがありますように。
放置してた後編はもう少ししたらかきます。もう少し待ってね。